父と息子の物語

仕事は目処がついてきた。現在最終チェック作業中。今日も蒸し暑かった。ちょっと前も地震があった。私の体調不良は「磁場のせいだろう」ということで、K研究所病院M教授と歯科医先生の見解が一致している。

日記と言うのは書いておくものだ。去年の日記をめくってみると、確かに今頃やはり不調を書いている。症状は似ているが、今年の方がひどいのは「磁場」のせいなのだろうか。

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「幸せな家庭は似たようなものだが、不幸な家庭は云々って誰の書いた小説だっけ?」と、読書家の友人(とにかくすごい量を読む)に尋ねたら、鼻で笑って「アンナカレーニナ、トルストイ」との答え。「あーそうか。全くこれだから無知は嫌だよ」と、自分をせせら笑う。体調が悪いと、途端に固有名詞がでてこなくなる(妙な言い訳)。

なぜにまたこの言葉を想い出したのか。この間避難したお寺で聴いた話から連想したような気もするし、いま観ている韓国ドラマ『製パン王キム・タック』でもその言葉を思ったような気がする。自分の身の上を思ってでもある。

『製パン王~』はどろどろの血の因縁ありの、ねちねち復讐合戦ありのドラマだが、少年が青年へと成長する物語が主題(その青年がまたさわやかなのである)。もうひとつの重要なテーマは、父から愛された息子と、母親からは溺愛されながらも父からは愛されない息子、それぞれの父と子の物語だ、と思う。

愛される息子は主人公のキム・タックくん。彼は業界第1位の製パン会社会長と住み込み看護師の間に生まれた。愛されない息子は会長の妻と会長秘書の間に生まれた子。つまり会長にとって男子の実子はタック君ひとりしかいない。だから、彼はタック君に会社を継がせたいのだが、妻と秘書の陰謀でこの母子は追放される、というところから物語が始まった。さて、30話までどうなりますか。来週から見どころ満載のようで楽しみなのだ。