ともだち!

同じゼミ

仲間で、とっても仲良くしてもらって、一緒に自主勉強で原書を読んだり、学会に行ったり、キャンプに行ったりしていた友人と、ほんとうに久しぶりに電話で話した。

私の闘病初期になんどか電話をもらっていたのだが、何を話したか覚えていない。彼女によると、そのときの話しかたと声がいまとはまったく違うそうだ。

驚いたときの声とか、ちょっとお茶目にしゃべる感じとか、昔に戻っているよ。安心したー。悪いけれどさ、もしかして死んでいるかとも想像したんだ、という。

でも、母が亡くなったんだと話すと、母とも会ったことがあり、電話でも話したことのある彼女もちょっと声のトーンがおちた。

彼女はいまや某有名大学の教授であるが、FBをみて、ひどくやせているのが気になって電話したのだ。ある病を患っていると聞き、それも驚いた。大学の勤務は続けていると言う。

それでも、彼女は「会いたいねー、私が車で向かいに行くから、S先生の家に行こうよ」と言ってくれる。S先生とは我々の指導教官で鎌倉に住んでいる。私は二度と先生に会えないと思っていた。発病してから、鎌倉までなんていったことないし、そんな夢みたいな話があるのかな、と思った。

そんな日が来たらいいな、と心底思う。あの楽しかった、充実した時を、S先生を中心に、彼女と一緒に過ごした日々がある自分を懐かしく、またどこととなく誇らしく思った。

あ、私にはそういう時代があったんだ。それは私の財産なんだ。そんな気持ち。

電話してよかった。ありがとう。ありがとう。ほんとうにありがとう。