CSカナリヤ闘病記-回復をめざして

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zoom RSS グールドのこと。

<<   作成日時 : 2018/09/22 19:44   >>

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今月末で

慣れ親しんだオーガニックカフェPKさんが閉店する。残すところあとちょうど1週間となってしまった。閉店を知った時から別れを惜しんで体調の良い日はせっせと通っている。昨日はお店に飾ってもらえたらと思い小さいアレンジメントを店主様にお渡しした。30日まで持ってくれるといいのだけど。


このとき常連中の常連でご近所のブロガーの方がおみえになっていた。最近そちらのブログではグールドのCDがよく話題に取り上げられている。そんな話を伺っていたらグールドを聴きたくなった。

家に戻ってから夕食後にグールドのなかで好きなCDの1枚を引っ張り出して久しぶりに聴いた(私のはインポートでも別バージョンだが内容が同じものを下に貼る)。

ちなみに私がグールドの演奏で好きなのは1位『イギリス組曲』。全曲素晴らしいがとりわけグールドは1番が素晴らしいと思う。2位『トッカータ』。BWV911、BWV916の演奏は誰にも代えがたい凄さがある。911の冒頭なんて闇夜を切り裂く剣みたいな感じだ。3位『インヴェンションとシンフォニア』。これはどれもが聴いていて自然にからだがグルーブする演奏だ。以上はすべてバッハだが、グールドにはモーツァルトのソナタで素晴らしい演奏がある、ということについては過去記事に書いている。

グールドの代名詞ともいえる『ゴルトベルク変奏曲』はどうなの?っていう話もあると思うが、それは別格としておく。それから平均律は個人的にはグールドよりはグルダかリヒテルが好きでそちらを全曲流して1日過ごすなんていう日が闘病の真っ最中は何日もあった。やっぱりバッハそのものですよ、あれは。マタイ、ロ短調ミサ曲に並ぶ傑作中の傑作。人類の宝(!)。

私はバッハの鍵盤曲としては『パルティータ』と『フランス組曲』が好きだが、それらはグールドより「いいなあ」と思う演奏が結構ある。全曲録音する人が多いわけではないが、良い演奏がある。たとえばグールド後だがペライアは筆頭。安定感のあるシフ、『フランス組曲』はヘブラーのが大好きだ。リヒテルは残念なことにこれを全曲は録音していないが4,5,6番なんてすばらしいのだ。

これらピアノで弾かれている曲はもちろんバッハの時代はチェンバロ(またはクラヴィコード)で演奏されていた。バッハ自身が優れた鍵盤奏者であったといわれている。現代にもバッハの作品で素晴らしいチェンバロ演奏がたくさんある。それについては過去もどこかで書いたけど、またいつか素人なりに書いてみようと思う。


駄文だが、過去にこのブログに書いたグールドの記事をちょっと拾ってみた。

2010年5月 『草枕変奏曲』を読んで
https://cscanary.at.webry.info/201005/article_2.html
2011年9月 素人のグールド礼讃
https://cscanary.at.webry.info/201109/article_4.html
2011年9月 素人のグールド礼讃(2)
https://cscanary.at.webry.info/201208/article_8.html?pc=on
2011年12月 グールドの『リトル・バッハ・ブック』を聴く
https://cscanary.at.webry.info/201112/article_13.html
2013年7月 久しぶりに聴いた『フランス組曲』
https://cscanary.at.webry.info/201307/article_1.html

グールドの何がすごいのかなどについては書物もたくさんあるが、たとえば青柳いづみこさんの『未来のピアニスト』は面白かった。青柳さんによると、グールドはまず指、手のつくりが違う。バッハの音楽での指使いでみんなが苦労するところを彼はその手のつくりから難なく弾けたらしい。そこからあのバッハが生まれたのだ。

ど素人の私が感じるグールドの魅力は、硬質なタッチと乾いた音。そしてピュアということ。



Js Bach;Toccatas
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2008-07-01
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