CSカナリヤ闘病記-回復をめざして

アクセスカウンタ

zoom RSS 村上春樹のエッセイは『意味がなければスイングはない』で正しいのだった。

<<   作成日時 : 2018/09/24 19:45   >>

トラックバック 0 / コメント 0

最初に

書いておきたいのですが、村上春樹の著作のタイトルを「何かと混同していますよ」とあるところである方に指摘されたが、私の記憶はあっていた。ついでに言うとマエストロ小沢との対談集は『小澤征爾さんと、音楽について話をする』。

それから村上春樹の『風の歌を聴け』のなかにこういうくだりがあることを教えてもらった。以下引用。

「…目についた小さなレコード店のドアを開けた。店には客の姿はなく、店の女の子が一人でカウンターに座り、うんざりした顔で伝票をチェックしながら罐コーラを飲んでいるだけだった。僕はしばらくレコード棚を眺めてから、突然彼女に見覚えがあることに気づいた。一週間前に洗面所に寝転がっていた小指のない女の子だ。やあ、と僕は言った。彼女は少し驚いて僕の顔を眺め、Tシャツを眺め、それから残りのコーラを飲み干した。「何故ここで働いてるってわかったの?」彼女はあきらめたようにそう言った。「偶然さ。レコードを買いにきたんだ。」 「どんな?」 「(カリフォルニア・ガールズ)の入ったビーチ・ボーイズのLP。」 (中略)「それからベートーベンのピアノ・コンチェルトの3番。」 彼女は黙って、今度は2枚のLPを持って戻ってきた。「グレン・グールドとバックハウス、どちらがいいの?」 「グレン・グールド。」  彼女は1枚をカウンターに置き、1枚をもとに戻した。「他には?」 「(ギャル・イン・キャリコ)の入ったマイルス・デイビス。」 。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲の3番をバックハウスかグールドで二択なのだなあ。私ならば迷わずバックハウス。オケはどこかを知りたいけど。私はこの夏毎日バックハウスのベートーヴェンを実は聴いていた。バックハウスの3番はいくつかのオケ&指揮者と数回録音しているはずだし、グールドもオケと指揮者が違う演奏が2,3あるはずだ。私はバックハウスはカール・ベーム指揮でウィーンフィルの演奏を聴いていた。これは神がかった演奏である。youtubeにも画像が残っているが、多くの人にみてもらいたい。天から授かった仕事ってこういうことなのだなという感じ。いや、それ以上の何かをもらえる演奏だ。

さて、今日の本題。この夏は外にでられなかったので、音楽を聴く以外は、ひたすら連続ドラマをみていた。22時には眠くて寝てしまうために、そのほとんどは録画して昼間みていた。

脱落しないでみつづけたのは、朝ドラを抜かして、以下。

月曜日 なし
火曜日 「健康で文化的な最低限度の生活」フジ 主演 吉岡里帆さん
水曜日 「高嶺の花」日テレ 主演 石原さとみさん
木曜日 「グッドドクター」フジ 主演 山崎賢人さん
金曜日 「dele(ディリー)」テレ朝 主演 山田孝之さん×菅田将暉さん

朝ドラは毎日見続けているのでこれはいつかまた書くことにして、

この4作品で素晴らしかったのは断然「グッドドクター」と「dele(ディリー)」だ。毎週どちらもほんとうに楽しみだった。全くタイプの異なる作品なのでどちらがいいかは甲乙つけがたい。

春は「花晴れ」熱に浮かれていたけれど、誤解を恐れずに言うと、「花晴れ」は若い人のあまり脈絡のない恋愛をハラハラドキドキしてみるものであって(生活にはそういうドラマも必要だと思う)、ドラマとしては「グッドドクター」や「dele」とはちょっと質が違うだろうなあと思う。


事実「花晴れ」は「脚本が悪い」との意見が殺到して脚本家のTwitterが炎上したうえに脚本家がこれまた詫びたという事態にいたった(ネットでは有名な話)。断っておきますが、それでも「花晴れ」は大好きですよ。DVD買います。続編熱望です。


「グッドドクター」は当初山崎賢人君がASDを演じるということで話題になったけれど、私の印象としては「ドクターコトー」の大病院版という感じだ。

そもそもは韓国で人気を博したこのドラマが米国でリメイクされて、その後日本版ができた。オリジナルは韓国にある。米国版はシーズン2が今月から放送されるほど人気だし、賛否はあるもののASD当事者からの評価は高い。

日本版は「涙腺崩壊ドラマ」と評されて山崎賢人さんの演技も「一皮むけた」と評価が高かった。視聴率も全話通して二桁をキープして低迷フジを救ったといわれているそうだ。

「グッドドクター」と「dele」については肝心の内容を書きたいけれど、今日はここまでにして、また後日書くようにする。とにかく体力がない。いまはリハビリがてら、このブログを2、3日に1回くらい更新できたらいいなあというところである。



amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト










月別リンク

村上春樹のエッセイは『意味がなければスイングはない』で正しいのだった。 CSカナリヤ闘病記-回復をめざして/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる