「奥さん」じゃあないのに「奥さん」と呼ばれる件。

今朝の東京新聞デジタル。このような記事を無料で読ませてくれることに感謝。

「命の経済」に転換へ国際社会は総力を 仏経済学者ジャック・アタリ氏。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/44841

さて、昨日のこと。銀行にいった帰りに、近所の紅茶とパンの専門店に寄った。お店の中に二人いらしたので、雨だったけど少し外で待っていたところ、店主の方のお友達だったようで、「よかったら見るだけでもどうぞ」と声をかけてくれた。

店主の方は厨房でドリンクを作っていたようだ。「目当てにしていたパンがないぞ」と眺めていたら「奥さん」と店内にいた女性が言う。もう一人の方とは知り合い同士みたいだから、「わたしか?」と思って、振り返ったら、「奥さんは、前にイートインで本を読んでいた奥さんですよね?」とおっしゃる。

イートインをこのお店がしていたときはよく本を読みに来ていたのだ。

「あ、お会いしましたか。覚えていてくださりありがとうございます」と少し挨拶交わす。しかし、奥さんと呼ばれて反応しにくくてひとつ間が空いた。

「奥さんじゃあないけど、年齢から言って奥さんなんだろう」と思うことにした。わたしの年齢になると、名の知らない女性を呼ぶときに「奥さん」しか選択肢がないのだろうか。ないのだろう。

わたしだったら何て呼ぶだろう?知らない人を。「あのー」とか「そこの方」とか「そちらのお客様」とかかな、と思う。以前通っていた英会話で60代の元高校教師の独身女性が「奥さん」と呼ばれると「奥さんじゃない!」と言いたくなると言っていた。英語にはMsという言葉がある。

一言付け加えると、今回の声のかけられ方が複雑だ。「イートインで本を読んでいた奥さんですよね」というフレーズ。イートインで本を読んでいたのはyesだけど、「奥さん」はNo。

ちなみに、デジタル大辞泉では
「奥さん」は、「他人の妻を敬っていう語」とある。

「ハイ」とは言わなかったけど、「あ、覚えていてくださったんですか」「お会いしましたか」とかいうことにしておいた。さらにいうと、こんなおんなおとこみたいな人間でも「嫁に行ったようにみえるのか」とちょっと不思議だった。

なにしろネット上にある「闘病記」を紹介するサイトで、このわたしのブログの紹介記事では「患者さんの性別」欄が「男性」となっていた。なんの取材もなく載っていて、わたしをどうやって「男性」と判定したのだろうか?

わたしが書く字も「男性の字だ」と何度か言われた。手紙をだすと「男性的な字だね」と反応される。

それにしても、この長雨でだいぶ参った。問題は湿気だ。暑さはさほどでもないけど、夜湿気で寝苦しいから(肌がべとべとする)、ドライをつけると、半そでからでた腕が冷たくなっている。これは病によくない。長袖を着てドライをつけっぱなしにするか。

ほんとうに毎日のさまざまな対策が難しい。