「おじさん、そんなのありぃ?」の件。

まず今朝は力がもらえる画像から。シノーポリとドレスデン・シュターツカペレの来日公演から。アンコールだったワーグナーの『ニュルンベルグのマイスタージンガ—』前奏曲。

ニュルンベルクのマイスタージンガーより第一幕への前奏曲
https://www.youtube.com/watch?v=MYXFp5O75Ow

ぜったい力が湧いてきます(個人差はあり)。

シノーポリが亡くなってどれくらい経つのだろう。音楽聴いたり、本読んだり、映画の録画みたりして、毎日毎日「まあ死んでもいいんだ」という気持ちを薄めているのである。

ところで、昨日漢方内科に行き、covidー19の危険がほんとうにすぐそばにあるんだなと実感したはなし。

わたしが診察を終えて、会計を待っていたら、受付のところで、のどが痛いと訴えてきた60前後と思しき男性。「朝は熱がなかった」と言っているが、熱を測るように受付に言われて測っていた。「7度9分だ」という。受付あわてふためきはじめて「のどが痛いなら、耳鼻咽喉科のほうがいいかも」と言う。先生も出ていらして「のどが痛いと言っても、コロナのことがあって、うちでは奥まで診られないから、耳鼻科がみると思う」というと、男性「それならそうするよ」と言って出て行った。

広くはない待合には4人ほど患者さんが待っている。みんなしーんとしている。先生と受付の方で「なんかさアー広まってないんだよね。内科にかかる前に検温してくるっていうことがさあ」と話している。受付の人は手を一生懸命洗っている。

わたしは心で思う。「おじさん、この時期のこの状況どう思ってんの?そんなのありぃ?」。自分がおばさんであることはここでは棚上げ。

問題はわたしにもふりかかる。その男性が出た後に最初に入り口のドアを開くのはわたしだ。レインコートの袖でドアを押した。さてそのコートをどうするか。家に戻ってからひと段落してから思案する。そしてネット検索。

衣類からの感染は確認されていない、というのが大方の記事だが、ウィルス感染している可能性がある人と同じ病院にいたら、コートは高温で洗うことが推奨されている。そうしようかな、とも思ったが、結局破棄することにした。

ビニール袋にいれて、もう捨てる準備した。エアロゾルも怖い。この感染状態の警戒が「最高レベル」に昨日あがって(東京都の場合)、往復タクシーで移動だから「もう感染しているかもな」と思う。

日本は致死率低い低いっていうけど、あれだけ感染者がいるアメリカより高いのが実態だ。なんかもういろんなことをいろんな人がいうし、さっぱりわかんない状況。自衛っていったて、限界ある。できることには個人差もある。これについてはもう思考停止しそうだ。


時々電話をかけてくる従姉(80過ぎた)が、『Youは何しに日本へ』と『家ついて行っていいですか』が好きで「面白い」といつも言う。きのうはじめて後者をみた。代々木のいわゆる「ごみ屋敷」に住む60代の男性の話。みてたら、驚くと同時になんだかいろいろ考えさせられた。

それについてはまた書くことに。